セーフ・フロム・ハーム

セーフ・フロム・ハームとは

セーフ・フロム・ハームとは、いじめ、身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト(無視)、搾取(児童労働、無理に奪い取る、ゆする)などの危害や危険(ハーム)について、スカウト同士、スカウトと指導者、そして指導者同士の問題としてその予防と対処法を学び、実践するものです。

ジャンボリーのような場所では、個人の振る舞いが周囲に思いもよらない影響を与えることから常に注意することが必要です。スカウトの皆さんは次のようなことを意識しましょう。

・すべての人を大切にし、親切に接します。
・すべての人を平等に扱います。
・相手の嫌がることは、自分が良いと思っても行いません。
・悩みを相談されたら、親切に相談にのります。
・ウェブサイト、SNSなどの利用には個人情報に注意します。
・誰かがいじめを受けていたり、嫌な思いをしていたら大人に相談します。

また、指導者の皆さんは、日本連盟が定める「セーフ・フロム・ハームガイドライン」を遵守するとともに下記の点にも注意してください。

・ハームになる前の予防が重要です。ハームに発展しそうな言動や行動を目撃した場合は、毅然とした態度で話を聞いたり注意をしたりするなどの行動を起こすことが重要です。
・ジャンボリー期間中にハームを見た、聞いたなどの場合には必要な行動を取るべきです。各会場のセーフ・フロム・ハーム担当者(安全救護部)に問題を報告または日本連盟相談窓口を利用してください。

日本連盟相談窓口:sfh@scout.or.jp
(現在コロナ禍のためメールのみの対応となっています)